転職先として人気の業界は?厳選5つを紹介

今転職を考えている人は、「もっと高いスキルを身に付けたい」、「未経験の業界にチャレンジしたい」、「社会の役に立つ仕事がしたい」などそれぞれの想いを持っているはずです。
どんな想いを持っている人にも、まず必要なのは「転職市場の実態を知ること」ではないでしょうか。
特に、転職先として人気の高い業界を知ることは、自分の新たな可能性を見出せるチャンスにもなり得ます。
ここでは、数ある人気業界の中から厳選した5つを、人気の理由とともにご紹介します。

人気の業界にはワケがある!

転職先として人気の業界は複数ありますが、それぞれに人気の理由があります。たとえば、これから紹介するIT業界が人気の理由は、「プログラミングやWebデザインといった一生モノのスキルを身に付けられるから」というのが1つでしょう。
こうした理由と、自分が転職する理由を照らし合わせながら転職先探すことは、最大限マッチする業界と巡りあうためにとても重要です。ひいては、自分の理想の転職を実現させるためにとても重要な作業となります。

転職で人気の業界 5つを紹介

不動産業界

賃貸・分譲の営業職は特に、直接お客さんと接して“家”という側面で、生活をサポートできるやりがいある仕事です。
求人の年間を通して比較的多く出ていることも人気の理由でしょう。また、宅建の資格を取れば、将来役立つスキル・知識が身につきます。

金融業界

金融業界といっても銀行、証券、保険など幅広い業種がありますが、不動産業界と同じくお金の知識を身に付けることができるため、一生モノのスキル・知識が身につく業界です。
金融業界は給与にインセンティブがプラスされる仕組みを採用している企業も多いため、キャリアと実績を積めば、高年収も狙えるはずです。

建築業界

2020年東京オリンピックの建設ラッシュの影響もあり、特に人材が不足している業界です。
未経験者でも積極採用している企業が多く、もともと建築業界に興味がある人にとっては今が絶好の転職チャンスの時期と言えます。
かなり好景気な状況なので、給与アップの転職を考えている人にとってもいい選択肢になるでしょう。

福祉(介護)業界

福祉・介護業界は、超高齢化と少子化の日本では慢性的な人材不足に陥っています。
直接、人(高齢者・障がい者・児童など)の生活やメンタルをサポートする仕事であり、その点にやりがいを感じられる人にとっては天職にもなり得るはずです。
ただ、給与・福利厚生などの待遇面が他の業界に比べて、発展途上というマイナス面もあるため、「どの企業で働くか?」はとても重要です。

IT業界

小学校のプログラミング必修化、国のAI・ロボットの積極的活用方針、といった動向からIT業界はますます市場が拡大しています。
ただ、求人を見てみると、システムエンジニア(SE)、プログラマー、サーバエンジニアなど、いろいろな呼び名で募集がされており、未経験者は違いがわかりにくいかもしれません。
IT業界への転職に興味がある人は、まずは、1つ1つの職種をリサーチするところから始めて見ましょう。

転職先を選ぶ基準は? 3つをご紹介

転職先選びは、「志望業界に入ることができればどの企業でもOK!」ではありません。業界を絞った後は個々の企業を選定する必要があります。そのポイントとして最低限の基準が以下の3つです。

将来性があるか

会社の利益や事業内容への期待度などから、将来性があるかを見極めましょう。会社のホームページや四季報などから情報を得ることができます。
高い利益や実績がまだない企業であっても、将来的に市場からのニーズが高くなりそうな事業だと判断できれば、転職先として検討してみるのもおすすめです。

理想のキャリアを実現できるか

中途採用や未経験者であっても、望むキャリアを実現できる環境・システムが整っている企業を選ぶようにしましょう。
事業としては将来性があって給与などの待遇が良くても、自分が理想とする成長ができる環境がなければ、「転職してよかった」と100%満足するのは難しいからです。
仕事への満足度・充実度は、ひいては人生の満足度にもつながります。

離職率が低いかどうか

離職率が高い=ブラック企業、と断定はできませんが、「離職率が高い企業にはそうなる理由」があります。
たとえば、ハラスメントが常態化している、経営者のワンマンぶりが酷い、インセンティブ以外の基本給が低すぎる、若手が育つ環境・システムがない、といったケースがあります。
離職率の低さをアピールしている企業は、「◯年以内の退職者0(ゼロ)です!」などと広告しているので、企業選びの目安にしましょう。

人気の業界は、未経験者は難しい?

「転職先として人気」と聞くと、競争率が高くて未経験者は内定をもらうのが難しいと感じる人も少なくないでしょう。
しかし、ここで紹介した5つの業界を含めて、将来期待されている業界や、市場が広がっている業界は、むしろ未経験者でも積極的に採用しているケースが多いです。
「理想の企業だけど未経験だから諦めよう」と判断する前に、第一志望の業界に積極的にチャレンジしてみましょう。その仕事に対する熱意と、前職で培ったスキルを活かせる内容のアピールができれば、採用の確率はグッと高まるはずです。

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