転職エージェントは複数登録した方がいいの？

2019.07.24

転職を検討している人たちは、求人情報の量・質をどう確保出来るかについて悩んでいるのでは？
そのとき転職エージェントを利用しようと考えることもあるでしょう。
もちろんその方法は正解！です。
ただし、転職エージェントの利用の仕方も検討する必要が。ひとつの転職エージェントにどっぷり依存してしまうよりも、複数を利用することが成功のポイントともいうことが出来ます。
今回､そのあたりのことを解説しましょう。

転職エージェントを複数活用

より求人の幅を広げたいというのなら、転職エージェントを利用するとともに複数の活用することをおすすめします。
転職エージェントを複数利用し、複数の担当者に相談すれば、よりいい情報も収集することが出来るでしょう。

そもそも、転職エージェントのかけ持ちって転職エージェントの方々に失礼……と思ってしまっているかもしれないですよね｡
しかし転職エージェントに確認したところ、かけ持ちされること程度のことは想定内ということです。

逆に複数利用することを伝えれば、エージェントスタッフに「負けてはいられない」という気持ちも持たせることができ、フットワークを軽くさせることも出来るでしょう。
そこにも複数活用のメリットが存在しています。

現在､ほとんどの人たちが転職エージェントを複数活用しているから、「しない」頑固さも､呑気な話しではないでしょうか。
もしも、エージェントスタッフが、複数活用に対してイヤそうな顔をしたら、そのエージェントはエージェントとして相応しくありません。そのような転職エージェントにいつまでも頼らないほうがいいでしょう。

エージェントが大したことない可能性も

更に転職エージェントを複数活用するメリットは、一人のエージェントに頼ってしまえば、ひょっとしたらそのエージェントが大したことのないエージェントである可能性もあるからです。
転職者たちのリスクを最小限に留めるためにも、エージェントを複数活用という姿勢は正しいでしょう。

転職エージェント複数活用で比較する

転職エージェントを活用している数は全体で2.1社というデータが「リクナビNEXT」から報告されています。
転職エージェントをひとつだけ利用するというのでは、最適な転職エージェントがどこかもなかなか判断も出来ないでしょう。
転職活動はいわば短期決戦です。
注意しなければ転職エージェントがあなたにとって足手まといになってしまうかもしれません｡複数活用すれば、それぞれ提供しているサービスも比較することが出来、最終的に自分に一番メリットが大きい転職エージェントがどこかも見付けることが出来ます。
見付けることが出来れば､その一社に頼ればいいのではないでしょうか？
そもそもはじめから一社だけというのでは比較自体することが出来ないですよね…

転職エージェントがサービス内容などレベルが高くても、あなたと相性が悪いということもあります｡
そのときいちいち次の転職エージェントを探し求めている姿勢ではタイムロスに繋がってしまうでしょう。

同じ求人情報だとしても、経由エージェントの違いによって、選考結果にも違いが出てしまうことがあります｡
そのようなことを考えても、転職エージェント複数活用という選択肢が正しいです。

用途や目的に応じてエージェントを使い分けする

更に、この転職エージェントはこの分野に強いという違いもあります｡
転職エージェント複数活用すれば、それぞれ臨機応変にエージェントを活用することが出来るでしょう。
例えば､リクルートエージェントでは総合型転職エージェントでありながらも、それぞれの業界に特化した専門チームを持っています。希望している業界が決まっている場合、このような転職エージェントを利用すれば有利にすすめることが出来ます。

非公開求人を多くカバーする

非公開求人を多くカバーしたいという人たちにも、複数利用が効果的です。
当然転職者たちは、非公開求人まで意識するべきでしょう。
非公開求人とは、競合他社に動きを察知されたくないとか、応募が殺到するのを阻止したい、または自社内でも内密にしたいという理由から企業が得意先の転職エージェントオンリーに依頼し発生する求人案件です。

非公開求人は一般公開していないので、自分自身では転職サイトを利用することで見付けることが出来ません。
転職エージェントを複数利用することで､もっと非公開求人を多く情報収集することが出来るようにすることが出来ます。

転職エージェント一社に登録をすれば、おおかたの企業はカバー出来ると理解している人たちもいるようですが、実際にそうでないことをしっかり把握しておくようにしましょう。